姿勢改善、疲労減少の為にインナーマッスルを鍛えよう！アスリートには超大事！

こんにちは！

東京都東大和市　上北台駅から徒歩２分

｢かとう鍼灸院 整体院｣の院長 加藤貴大です。

お腹のインナーマッスルを鍛えるとどうなるかご存知でしょうか？

元プロ野球選手で体のコンディショニング研究オタクの私がリアルな実感を基に解説したいと思います。

姿勢が良くなる。お腹がへこむよくわからないけど、体に良いとよく聞くから鍛えている。床に寝て、息を吐きながらお腹を凹ませるだけだから楽そうでやっている。

など、どういう効果が出るかわからない人が多いと思います。

そんな人にインナーマッスルを鍛えるとどのような良い影響が出るのか、元プロ野球選手の私が解説したいと思います。

お腹のインナーマッスルを鍛えると簡単に説明すると姿勢が良くなります。体が動かしやすくなり、出力が上がりパフォーマンスが上がります。さらに、疲れにくい体になります。

少し細かく解説していきます。

お腹のインナーマッスルは、ドローインと言われる息を吐いてお腹を凹ませるトレーニングで鍛えていきます。ドローインは楽そうに思われますが、見た目以上にキツいです。体の中から熱くなってきます。あと便通が良くなります。

インナーマッスルは、お腹の筋肉の1番内側にあり、内臓をバームクーヘンのように囲っている腹横筋、骨盤底筋群、横隔膜、背骨の際に付いている多裂筋などにより構成されています。

皆さんは腹筋を鍛えようと上体を起こしたりしますが、その腹筋運動は腹直筋を鍛えているので、インナーマッスルではありません。腹直筋はアウターマッスルに分類され、大きな力を出すことが主な仕事です。車で例えるとアウターマッスルはアクセルの役割です。インナーマッスルは大きな力は出せませんが、体を支えるのが主な仕事です。車で例えるとインナーマッスルはブレーキです。

インナーマッスルが弱いと体を中から支えられないので、アウターマッスルで支えようとします。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態になってしまいます。なので筋トレなどでたくさんアウターマッスルを鍛えてもインナーマッスルが弱いとブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるので力が思ったように出ないのでパフォーマンスが上がりません。

インナーマッスルで体を中から支えることができると、アウターマッスルがブレーキをかけなくても良くなるので出力が上がります。なのでパフォーマンスも上がります。

 

一般の人も私生活での動作の負担が減るので疲れにくくなります。さらに力の伝わり方が変わるので、筋肉が必要以上に働かなくていいので、体型や姿勢が変わっていきます。

ここでなぜインナーマッスルが必要なのかについて説明します。私たちの体は肋骨と骨盤の間の腰の部分が背骨だけでつながっています。1本の棒でつながっているような状態なので不安定になりやすいです。その影響で腰痛など起こります。インナーマッスルは腰の部分を体の内側からコルセットを巻くようなイメージです。そうすることで腰痛など改善、予防できますし、アスリートだったら、下半身のパワーをロスなく、上半身につなげられるので、パフォーマンスアップに重要です。

上半身と下半身を繋ぐのが、トイレットペーパーの芯と鉄パイプのどちらが力が無駄なく伝わると思いますか？もちろん鉄パイプですよね。インナーマッスルを鍛えると繋ぎが強くなるので体本来の動きができるようになってきます。

姿勢の悪い人は、腰が反っていたり、猫背になっていたり、首が前に傾いていたりしますが、実は股関節も少し曲がってしまっています。長時間の座り姿勢などにより腿の前側が硬くなっているのはもちろんですが、腸腰筋も硬くなっています。腸腰筋は足から腰の骨に付いているので、硬くなると反り腰を助長し腰痛の原因になります。なので腸腰筋を伸ばすことが姿勢や、腰痛改善に大事になります。

ドローインを行うと、あまり知られていない話ですが、腸腰筋が緩みます。なので股関節が伸び美しい姿勢につながります。

アスリートだと、筋肉が伸びた分、伸張反射が強くなります。これは個人的に感じているのですが、ものすごいことです。

「姿勢•可動域改善はあたりまえ。動作改善を目指します」
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